世の中には、フィナンシャルプランナーやウェルスマネジメントに熱意を燃やす人たちの著書があり、それらに影響を受けて来ましたが、メイヤー・インターナショナルの代表取締役リチャード・ケインの心に強く印象を与えた書籍の中に、ロバート・キヨサキのベストセラー著書、「金持ち父さん、貧乏父さん」があります。1997年に出版された、キャッシュフローとマネーマネジメントに関する本です。平易な言葉でわかりやすく書かれたその本の中に、特に人生を変えてくれるような3つの教訓があります。

一つ目は、「財産と負債」。キヨサキは、「貧乏人は借金を、中流階級は投資と誤解した負債を、金持ちは資産を手に入れる」と言っています。キヨサキはこう言います。中流階級は、財産と負債の違いを理解していない、これこそが大きな間違いだ。負債とはずっとお金がかかり続けるものであり、財産とは、お金を運んできてくれるものだ。多くの人は、マイホームが最大の財産だと誤解しています。しかし、マイホームは、ローン支払いのために収入を圧迫するも、新たにお金を生むことはない大きな負債なのです。クロサキは、高額すぎるマイホームを購入することにより、①他の資産に割くべき時間、②他の投資への資金となり得る家の維持費、③投資について学ぶ時間、の3つをロスすると主張します。

クロサキは決して家を買うなと言っているわけではありません。まずは財産を手に入れよ、その資産は家を買うお金を運んできてくれる、と主張しています。

次に、「真の富とは何か」。クロサキは、資産とは、働かなくても生活できる生存能力を意味すると述べています。1週間?2週間?1年でしょうか。本当の富とは、一生働かなくても、子供、孫の代までも生活できることを意味します。

最後に、最も印象に残っている言葉が「まず己に投資せよ」。税金を払っても政府は貴方の生活に関心はありません。それなら、まず投資にお金を回しなさいという教訓です。政府や債権者は待たせておけというのは少しクレイジーですよね。クロサキは続けます。あなたは自分自身に投資することによって、もっと収入を得るためのモチベーションを上げることができる。政府や債権者はあなたを助けてはくれないが、資産はあなたを助けてくれる。

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メイヤー・インターナショナル

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